第2中足骨遠位部疲労骨折の一症例

こんにちは 嫌な梅雨入りがやってきますね。

中学3年生 男子 陸上競技 長距離部員

今年の3月末に急に親指の隣の指が痛いと訴え来院されました。

軽く押さえるとタバコの火の先をつけたかの様に痛がり、歩行時にも痛み、

骨を反らせる応力を加えると痛がりました。

所見で疲労骨折が疑われ3月から部活が始まり

急に走り出したので、エコーの観察をしました。

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3/30日

少し骨が分厚く写りました。僅かですが、大仏さんの頭の様に凸凹している螺髪サイン(+)

と感じ医科への紹介を勧めました。

 

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4/20日

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他の中足骨との厚みの違いは明らかです。

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修復血管も沢山出ております。

やはり疲労骨折と診断され、骨端炎も少し疑われるとの事でした。

無理せずにトレーニングを進めていきましょう。