11月に来られた外傷性疾患 ~労災保険扱いの骨折~

こんにちは めっきり朝晩の冷え込みが出てきましたね 昨日は近畿高校駅伝があり、年内は残すところ12/3.4日の中学生の近畿駅伝となりました。 午後の診療は少し混雑はなくなるかと思います。 今月下腿(腓骨遠位部)の骨折症例がありました。 通勤途上での自転車での転倒で、労災保険が適応された患者さん(50歳代)です。 外観写真はありませんが、患部を押えても骨折特有の痛みはありませんでしたが、事故から 5~6時間経過で患部の、びまん性(全体的な)の腫れが著しく歩行もやや足を引きずり、 これは捻挫ではなく骨折を疑いエコーの観察をしてみました。 やはりステップ サイン(✙)で段差が有り斜骨折を疑われる画像が描出されました。 骨の隙間から血腫と思われる黒い(Low エコー)画像も観察出来ます。 エコー短軸・・・プローブを動かすと骨折線が左右に動くことから斜骨折と想像出来ます。

エコー長軸・・・血腫は黒く写るので、微細な肋骨骨折などもエコーは発見しやすいです。 医師に診察依頼すると、腓骨遠位部骨折と診断されました。以下にレントゲン画像を記します。 労災保険で骨折でも医師の同意があれば整骨院で施術が出来ます。当院の低出力超音波治療器を患部にあてて、骨の修復を促進中です。 患部以外も庇い痛みが出るのでそこも施術します。 通勤中に起こった怪我なども会社に一度相談してみてください。