競技復帰出来るためのアプローチ

こんにちは 前回のつづきになりますが、段階的に回復させてフルアクティビティに競技復帰するために①「身体機能」②「肩や足の作り方」③「身体の使い方」の3つのアプローチが必要になります。

先ずは施術で痛みを取り除き、選手の治そうという意欲を高めてあげることが大切で、選手を受け身にさせすぎない事も重要です。選手本人さんの自助努力も必要な事を諭していきます。

選手に焦りが感じられるケースも、何故怪我や故障をしたのか自問させて再発予防を促します。

 整骨院としては顧問やコーチとの信頼関係にもよりますが、職域を荒らしては失礼だと思いますので、

①と②に留めておくべきと私は考えています。競技特性が充分に分かっていないのに誤ったアドバイスで余計にフォームを乱す事があってはならないと思います。

  身体の面だけでなく治っていく環境や精神面もフォローする事がとても大切だと思います。

②についてはやはり指導者にお任せする院が多いと思いますが、同じランニング強度・投球強度で痛みなく続けられるトレーニングを数日は継続する方が良いと思います。焦る事無く走れるスピードと距離(投手なら投げれる強度と距離と球数)で緩い負荷を一定時間かける事が大切です。ついつい強度を強くしたくなりますが、適正負荷レベルでトレーニングする事で身体機能が向上し、強く早い動作に耐えられる体を獲得します。

損傷(炎症)がある疾患は治るのに一定期間が必要で、待ってあげることも大切です。