長距離選手の合宿明けに多かった症状

こんにちは

一昨日、御岳(岐阜県)8泊や神鍋高原3泊の合宿を終えた長距離選手(高校・大学生)が7〜8名来られました。一週間に200kmから300kmを走行したようです。高地の低酸素でのトレーニングにより赤血球数も増える狙いも有ります。

 

共通した訴えは臀部から太モモ外側の痛みや張りを施術オーダーされました。

外側弾発股や腸脛靭帯炎、GTPS(大転子疼痛症候群)と言われる股関節外転筋のオーバーユースをほぼ全員が訴えました。大学生の1人のみ股関節前方の腸腰筋のダイナミックレイヤーを訴え、「アップダウンのきついコースしかなかった〜」と言っていました。

高原は当然坂道が多く、前述した臀部から太モモ外側に大きな負荷がかかります。平らな道を楽に走る為には有効な負荷になります。

股関節外転筋群は重い荷物を低い床から持ち上げる際にもよくはたらきます

患者さんはエコーは撮るほどではありませんでしたが、このように腫れて写っていたはずです。

DSC_0028  超音波でわかる運動器疾患 皆川洋至先生著から引用

DSC_0029  超音波でわかる運動器疾患 皆川洋至先生著から引用

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